必出3300選とケータイ司法書士とどちらが良いでしょうか?


peing.net の質問に回答させていただきます。

ご質問いただきありがとうございます!

文字数が多くなるため、こちらでの回答となりますが、ご了承ください。

質問

3300 と ケータイとどちらがよいでしょうか?

どちらにしても、抜けている所は、基本書で、おぎなうしかないのでしょうか?

回答

後半部分

後半部分についてはこちらである程度、解説済みです。

オートマシステムで理解し、必出3300選で要点を押さえ、オートマシステムと過去問から知識を拾う。この流れは独学の場合の王道となるでしょう。人によってはここに、プレミアや出るトコを混ぜる方もいるかもしれません。

リンク先で述べた通り過去問(合格ゾーン等)と、条文は必要です。オートマシステムと必出3300選がある程度は過去問を引用していますが、足りないというのが私の考えです。もっとも、オートマシステムと必出3300選の優先度が高いのは間違いありません。よって、時間が足りない場合は、合格ゾーンを切り捨てる判断も必要かもしれません。

条文は特に会社法で必要になります。分野によっては、オートマシステムを読むより先に条文を読んだ方が理解が速いところもあります。

前半部分

私の教材を使ってくださいと言いたいところですが、完成の目途が立たないモノを使ってくださいと言うのは無責任すぎるので、そうは申し上げません。

さて、必出3300選とケータイ司法書士は性質の似た教材ですね。

ケータイ司法書士を使用したことが無いため、何とも言えないという結論になります。

そもそも、ジャンルが同じ複数の教材の比較はしづらいのです。1発で合格した人の場合、教材は1種類しか使っておらず、複数の教材を比較することはできません。

ただ、これでは回答になっていないため、もう少し突っ込んでみます。

まず、改版実績を見るべきです。私は法改正をあまり重要視しません。しかし、法改正に対応しているに越したことはありません。

具体的には調べておりませんが、例えば、必出3300選が1年前で改版が打ち切られているのに対し、ケータイ司法書士がここ1年以内に改版されているのであれば、ケータイ司法書士に軍配が上がることになります。

逆に、ケータイ司法書士が1年前で改版が打ち切られているのに対し、必出3300選がここ1年以内に改版されているのであれば、必出3300選に軍配が上がることになります。

これについては、巻末の改版履歴を見るのが良いでしょう。

次に考慮すべきこととして、必出3300選は書式に対応していないということです。これを補うため書式80を使用しました。書式80は、当時は良い教材だったのですが、最近はケータイ司法書士に遅れを取っている感が否めません。

確かに、記述の学習の序盤では、雛型が分からないと白紙回答になる可能性が有るため、書士80のような問題集を使うのは有用です。

しかし、書式80は網羅率が高くないのです。例えば組織変更の書式問題が無かったと思います。これに対し、ケータイ司法書士の記述式はパラ見したところ、そう言う部分も網羅していました。

そこで、ひとつの選択肢として、択一は必出3300選を、記述はケータイ司法書士と言う風に、Mix して使うことが考えられます。(もちろん記述の学習全体がケータイ司法書士で完結するわけではありません。オートマシステム<記述式>は必ず解いてください。)

また、書式80はここ最近、改版実績がありません。その意味でも記述に限ればケータイ司法書士になると思います。(それか、オートマひながた集。)

参考までに…

さて、択一のお話に戻ります。これは、「初心者に限れば」ケータイ司法書士の方に軍配が上がりそうです。というのは、必出3300選は、赤シートの使用を想定しておらず、自力でチェックテープを掛けながら、カスタマイズしていく必要があるからです。これに対し、ケータイ司法書士は、覚えるべき要点が最初から赤シートで隠せるようになっています。実際に勉強をしてみれば分かることですが、如何に時間を節約するかと言うのは大切なことです。

ただ、著者が赤で色付けした部分を隠すだけと言う学習方法には、個人的に感心できません。「レールに乗っかり過ぎ!」だと思います。司法書士試験は「講師を超えてやる!」「合格すれば講師と同じ立場だ!」という考え方で臨む方が良いと思います。その意味では、好き勝手に隠せる必出3300選も悪くない教材だと思います。

次に、情報網羅率です。ページ数で言うとケータイ司法書士の方がどう見ても多いです。しかし、必出3300選の情報量が少ないかと言えば、そうとも言えません。

必出3300選は基本的過ぎる論点を省いている上に、図表を多用しています。この点を考えると、必出3300選の情報量が必ずしも少ないとは言えず、オートマシステムで十分に理解が進んでいる場合は、必出3300選の方が使いやすい面もあると思います。また、ページ数が少ない分、必出3300選の方が回しやすいという強みもあります。

言うなれば、ケータイ司法書士よりも必出3300選の方が上級者向けです。

これは当然の話で、ケータイ司法書士はLECさんの初心者向け講座のテキスト、必出3300選は伊藤塾さんの上級者向け講座のテキストだからです。

私のお話をしておくなら、もし1年目の受験に失敗し2年目に突入したなら、直前チェックを使う予定でした。これは実際に手に取ったことが有りますが、最強の問題集だと思いました。しかし、非常に上級者向けの教材でもあります。講師の指導が有るならまだしも、独学で1年目で使いこなせる教材だとは思えません。

従って、難易度は次のようになると思います。(あくまで難易度です。)

ケータイ司法書士<必出3300選<<<<直前チェック

合格に近づけるのはどれなのか、これは本当に何とも言えません。各人の置かれた状況、他の教材との相性、使いこなせるかどうか、そう言う要因も絡みます。

独学1発合格を狙う場合、と言う前提は付きますが、私は必出3300選を使用して合格しているので、個人的にはこれを推したいところではあります。

以上、無難な回答しかできず申し訳ございません。

また質問を頂ければ幸いに存じます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA